大桑村野尻 城山(天王洞・野尻城址)

木曽谷の山々

2022年10月30日、大桑村野尻の城山に登った。

以下が実際に登ったルートになる。事前のネット調査では鉄塔より先は頂上まで道が無いと判断されたが、実際には鉄塔からピークまでしっかりとした踏み跡があり、私的には道と呼ぶことが出来る。状況から判断すると、この道は国有林境界線の巡視の踏み跡と思われ、城山頂上まで続いている。この道の存在がわかれば、城山登頂は容易と言える。

ルートとして牧場内部にある鉄塔巡視路から鉄塔に入るコースを選んだ。というよりも、有刺鉄線に沿って迂回するルートも事前には想定していたが、現場ではそれは可也困難(私的には無理)と判断せざるを得なかったからでもある。なお、各写真のキャプションの4桁数字は時刻。

鉄塔に到着した。ここから先は笹薮との闘いと覚悟していたが、そんな事は無かった。

 

中部森林管理局の国有林の図面のうち、野尻12が袖山から城山(天王洞)周辺の図面となっている。この図面の内、赤矢印に175との記載がある。

 

Geographicaで位置と方向を確認し、この道なりに進めば良いと判断した。

登りの段階ではこの斜面にも道があることが分からなかった。そこでとにかく尾根を目指して登ることにした。尾根にでると再び道があることが分かった。この道は尾根から城山頂上まで続いてた。城山頂上直下は可也の急斜面なのだが、この道のお陰で安全に登ることが出来た。

頂上ではいつもの無線実験に加えて、頂上先に続く尾根にも下りてみた。この尾根は細長く、その両サイドは切り立った斜面だった。

下山時は頂上から続く道を伝って下りていく事ができる。つまり道の存在を確認しなが下りていくことができる。おかげで頂上から谷の底まで道があることがわかった。この道はピンクリボンで印が付けれている。谷から注意深く見上げることでを道を確認することができる。

谷の底に下りたら、来た道を帰る。

鉄塔巡視路から牧場に下りて、車駐車地点まで戻った。

道があったことで城山登頂は随分と楽だった。当初は笹薮ラッセルを覚悟していた分、拍子抜けに近い感じもあったが。。。。城山頂上とそれに続く尾根は狭い。とても城が築かれたとは思われないとの調査結果を目にしたことがあったが、確かに調査通りだと思えた。

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