2024年6月17日、恋路峠南東に位置する三ヶ其山に登った。その後恋路峠からあてら荘に向けて続く中部北陸自然歩道をピストンした。
この山、国土地理院の地図には名前が掲載されていない。でも名前があるとの情報を頂いたので色々調べた結果、大正11年発行(昭和4年訂正版)の西筑摩郡の地図には三ヶ其山と書かれてるのを発見した。読み方が定かではないけれど、とりあえず「みがぞれやま」と読んでおくことにする。
恋路峠に到着。まずは登山ルートの入り口を探す。尾根をわずかに南木曽町側に下りたところに入り口を発見した。
入口を入ってすぐは道が不鮮明だったが、尾根に向かうと道を見つけることができた。尾根に上がると道は随分とハッキリしており、笹等もなく歩きやすいルートだ。道上に境界杭が設置されているのでこのルートは大桑村と南木曽町の境界巡視用の道と判断できた。しかし人が歩いた痕跡ではなく獣が移動したと思われる痕跡ばかりだった。途中、熊が樹皮を剥がした比較的新しい跡があった。
頂上は比較的広かった。
頂上を過ぎても木曽川側に下りる道が確認された。恐らく町村境界に沿って続いているのだと思われるが、今日は下らないことにした、というより下っても木曽川手前で行き止まりになるのは明白だから。
来た道を戻る。
そのまま中部北陸自然歩道をあてら荘に向けて下りてみる。
一部橋が朽ちかけているところもあるが、概して歩きやすいハイキングコースだ。
沢の右岸を下るが途中で橋を渡る。更にもう一度橋を渡るので、恋路峠からの沢筋は2本に分岐している?と判断される。
暫く歩くと車道にでる。この車道を400メートル程下ればあてら荘だ。
車は恋路峠に停めてあるので再び自然歩道を恋路峠に戻る。急登もほとんどなく、上りも歩きやすい歩道だ。
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