2022年11月10日、伊奈川ダムから木曽殿山荘への続くルートの往復。空木頂上へは強い寒風で登るのを断念。ルートの基本情報は以下の通り。

今回、このコースを休憩時間をの置いて7時間42分+30分の8時間17分で山行した。以下の記録はスタートが伊奈川ダムだが、ゴールがうさぎ平になっている(ヤマレコの記録の問題、なぜこうなったか不明)。うさぎ平から伊奈川ダムまで約30分だったので、以下の山行時間に30分を加算している。ただし、伊奈川ダム・うさぎ平間はマウンテンバイクを使用した。

往路はうさぎ平(07:47)から木曽殿山荘(11:22)まで3時間35分(途中休憩込み)、復路は木曽殿山荘(12:16)からうさぎ平(14:52)まで2時間36分(途中休憩込み)。伊奈川ダム・うさぎ平間の林道移動がなければ日帰りコースとしては結構よい行程と思う。実際にはこれに伊奈川ダム・うさぎ平間の移動約8.7kmが加わるのがキツイ。この区間をマウンテンバイク利用で往路1時間30分、復路30分で移動しているけれど、往路でうさぎ平到着時にはエネルギーの半分を消費してしまっている気分。






北沢の橋を渡る。2022年10月31日に設置した丸太橋は健在。この橋を渡って空木岳に向かう。流された吊り橋のワイヤーロープ残骸が残っていた。







川岸からは急登。但しこの急登はわずかでなだらかな登りになる。急登が終わったところで村役場が設置した標識発見。暫く進むと七合目の標識あり。一瞬眺望が開けた所から乗鞍が見えた。途中に仙人の泉があり、結構細い流れではあったけれど水の飲むことができた。良い雰囲気の森の中を登っていくと八合目に出る。ここからが長い道のり。見晴台からは御嶽山と乗鞍が見えた。



















木曽殿山荘に到着。空木岳の直下。ここから登る空木岳は結構険しそう。南駒ケ岳とその向こうに恵那山、その右に南木曽岳、更にその右に大桑村阿寺渓谷入り口付近が見える。
















昼食を済ませて帰路。木曽殿山荘から1時間40分、六合目まで10分のところに村役場設置の看板あり。「登る勇気より、途中で下りる勇気が大切」と書かれているが、下山の場合はどうするのか、と思う。












うさぎ平に到着した後、防寒着に着替えてマウンテンバイクで林道を下る。冷たい空気の中、時速15km程度で下るため、しっかりと防寒しないと身体がもたない。



15時35分頃に軽トラに戻った。
うさぎ平から木曽殿山荘までのルートは途中これといった眺望は無いものの、変化に富み飽きさせないと思う。特に危険なところもなく、伊奈川ダムからうさぎ平までの林道移動を何とかできれば大桑村から中央アルプスに登る最高のルードだ。
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